知っている方も多いと思いますが、トイレにも神様があります。
正確にはトイレそのものではなく、トイレを浄化してくれる神様です。
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)といい仏さまの仲間です。
今日は、その仏さまについて少々考えてみたいと思います。というのも、風水と仏さまには極めて密接な関係があるので避けては通れないからです。
さて、私たちが普段なにげなく使っている仏さまという言葉には、大きく二つの意味があると思います。
ひとつは、亡くなった方の魂であり、ふたつ目は、慈悲や知恵の心といった深い徳を具え、私たちを成長させたり、教え導いてくれたり、苦しみを救ってくれる仏教上の存在です。
前者については、言わずもがなですが、後者は、この仏教上の存在が次第に専門化していき、上から如来、菩薩、明王、天、羅漢とピラミッド型に分化していきました。ある意味で階級社会を構成しているといっていいでしょう。
では、最初は如来から説明いたします。
@如来
修行を終えて、まさしく「悟りを開いた人」の意味で、仏陀ともいいます。
仏教発足の初めの頃は、開阻である釈迦そのものを指していましたが、のちにいろいろな如来が出現しています。
会社組織でいうと社長・専務・常務といった重役になろうかと思います。
人間には、百八つの煩悩があるといいますが、如来はすべての煩悩を超越しています。簡単に言うと、煩悩がない完成された姿であるともいえます。
仏像では、その姿は釈迦がモデルになっており、普通は出家姿で装身具は一切身につけていません。また、人間を超えた存在なので肉体的にも人間とは違った特徴をそなえています。肉が盛りあがった頭の肉髻、小渦巻状にカールした螺髪、眉間の白毫、質素な衲衣などが特徴となっています。
釈迦如来(しゃかにょらい)
あらゆる仏さまの起源になっている。
阿弥陀如来(あみだにょらい)
すべての人に永遠の救いの光を放つ、極楽浄土の教主です。
大日如来(だいにちにょらい)
宇宙全体を神格化した密教の如来。宇宙の全存在の総括者です。
薬師如来(やくしにょらい)
精神的、肉体的苦悩に応じて、治す力を与えてくれます。
盧舎那仏(るしゃなぶつ)
無数の如来を統括する中心的な如来です。
次回は、菩薩について説明いたします。
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