今日は、天と羅漢について説明いたします。
C天
天上界に住む守護神で、バラモン数・ヒンズー数などのインドの神々や他の宗教の神々が仏教の中に取り入れられ、守護神となったものです。
天は、やがて地に下りて人々に現世の御利益をもたらすものとされています。
会社では課長補佐か係長くらいになると思います。
ここが仏教の凄いところで、自分たちとは違う宗教の神々もそれなりの地位を与えて自分たちの宗教界に迎え入れ、巧妙に感化・同化しようとしているのです。
ちなみに、仏教上ではキリストは「天」という位置付けに置かれています。
一方、キリスト教ではキリスト以外の一切の神を認めていません。唯一神なのです。
また、キリスト教は宗教戦争などで見られるように、歴史的に他の宗教をしばしば攻撃し弾圧しています。(キリスト教だけではないともいえますが)
キリスト教は、潜在的にまたは顕在的に攻撃的排他性を有しているのではないだろうかと筆者は思っています。
60年あまり昔の日本とアメリカの関係、現在のアラブ諸国とアメリカの関係、EUとトルコの関係など、思い当たる節もちらほらと・・・
仏像では、男性の天は甲冑をつけた忿怒・武装の姿で、
吉祥天や弁財天など女性の天は優しい表情、長い袂の衣を着た姿で造られます。
また、奇怪な姿をしたものも多く見受けられます。
梵天(ぼんてん)
帝釈天(たいしゃくてん)
金剛力士・執金剛神(こんごうりきし・しゅうこんごうしん)
四天王(してんのう)(持国天、増長天、広目天、多門天(毘沙門天))
毘沙門天(びしゃもんてん)
吉祥天(きっしょうてん)
十二神将(じゅうにしんしょう)
十二天(じゅうにてん)
弁財天(べんざいてん)
八部衆(はちぶしゅう)
二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)
大黒天(だいこくてん)
鬼子母神(きしぼじん)
伎芸天(ぎげいてん)
恵比寿天(えびすてん)
摩利支天(まりしてん)
D羅漢
阿羅漢の略で、完全に悟りをきわめるための修行者のこと。
釈迦の十大弟子を始め、諸尊の弟子や高僧に準えられるものです。
各宗派の祖師、例えば法相宗の六祖像や無著、世親、達磨大師、聖徳太子、役行者、弘法大師、慈覚大師、日蓮上人らの高僧や貴人らも羅漢に含まれます。
仏像では、袈裟を着た僧形で表されることが多いです。
次回は、トイレの神様「烏枢沙摩明王」を有する明王について少々掘り下げたいと思います。お楽しみに!
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